分析対象
Jクラブである、ロアッソ熊本の業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2008年度以降)
ロアッソ熊本の営業収入は、Jリーグに昇格した2008年度以降、コロナ禍の2020年度と2021年度を除き、徐々に増加傾向にあり、直近の2022年度で約10億円となっている。
また、2008年以降の15年間で、当期純利益を計上した年度は11回である。
出所：Ｊリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ2/J3での順位
ロアッソ熊本は、営業収入の半分弱を占めるスポンサー収入を安定して獲得している。
参考：愛媛FCの営業収入内訳とJ2/J3順位
出所：Ｊリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
ロアッソ熊本は、Jリーグ入会後2013年度末まで純資産がマイナスであったが、2014年度以降は、当期純利益の計上と増資で純資産プラスを維持し、2022年度末の純資産は141百万円のプラスとなっている。
出所：Ｊリーグ クラブ経営情報などを集計
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