大分トリニータ

分析対象 

Jクラブである、大分トリニータの業績と財政状態の推移をみる。

 

業績推移(2005年度以降)

大分トリニータの営業収入は、2007年度の23億円をピークに減少し、2010度から2018年度まで10億円前後で推移していた。しかし、2019年度以降に増加し約20億円程度で推移している。

また、2005年以降の18年間で、当期純利益を計上した年度は13回である。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業収入の内訳とJ1/J2/J3での順位

大分トリニータは、営業収入の4割から5割程度をスポンサー収入が占めている。

スポンサー収入は、2006年度から2008年度まで約10億円を獲得していたが、2009年度以降は減少し約5億円であった。しかし、2019年度以降は増加傾向にある。

参考:サガン鳥栖の営業収入内訳と順位

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

財政状態(純資産)の推移

大分トリニータは、2005年度以降、純資産のマイナスが継続していたが、2010年度以降の当期純利益の獲得と2014年度の増資により2014年度末時点で純資産が157百万円のプラスとなった。

2020年度に当期純損失▲133百万円、2022年度に当期純損失▲186百万円を計上したが、増資などで2022年度末の純資産が88百万円のプラスになっている。

出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計

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