分析対象
Jクラブである、大宮アルディージャの業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2005年度以降)
大宮アルディージャは、営業収入が、2005年度から2009年度まで増加し、2009年度から2018年度までは約30億円から約40億円で推移している。その後、2018年度をピークに減少傾向にある。
また、2005年以降の18年間で、当期純利益を0.1億円以上を計上したのは1年で、14年は当期純損失でないもの当期純利益が0.1億円以下である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ1/J2での順位
大宮アルディージャは、営業収入の半分以上を占めるスポンサー収入を安定して得ているが、2018年以降、減少傾向にある。
参考:浦和レッズの営業収入内訳と順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
大宮アルディージャは、2006年度に当期純損失▲146百万円を計上したが純資産プラスを維持している。
2021年度まで多額の当期純損失を計上せずに純資産プラスを維持し、2022年度に当期純利益200百万円を計上し2022年度末では純資産が211百万円になっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計して加工
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