分析対象
Jクラブである、モンテディオ山形の業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2005年度以降)
モンテディオ山形は、営業収入が、2005年度では6億円であったが、2022年度では22億円と徐々に増加している。
また、当期純利益を計上したのは、2005年以降の18年間で14年である。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ1/J2での順位
モンテディオ山形は、2014年度以降、その他収入が8億円以上があり、営業収入の増加要因のひとつにとなっている。

参考:ベガルタ仙台の営業収入内訳と順位

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
モンテディオ山形は、2013年度まで、社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会が運営しており、2013年度末では、純資産が25百万円であった。
2014年度に、株式会社モンテディオ山形を設立してトップチーム事業の運営を移管後、当期純利益を積み上げ、2022年度末では純資産が150百万円に増加している。

出所:Jリーグ クラブ経営情報などより集計して加工
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