コンサドーレ札幌

分析対象 

Jクラブである、コンサドーレ札幌の業績と財政状態の推移をみる。

 

業績推移(2005年度以降)

コンサドーレ札幌は、営業収入が、2005年度以降2015年度まで15億円前後で推移していたが、2016年度以降、営業収入が徐々に増加し、2019年度には36億円を計上し、その後2022年度まで30億円以上の営業収入を維持している。

また、当期純利益を計上したのは、2005年以降の18年間で8年である。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業収入の内訳とJ1/J2での順位

コンサドーレ札幌は、スポンサー収入が5億円前後であったが、2016年以降に徐々に増加し、2022年度では15億円となり、営業収入の増加要因となっている。

参考:ベガルタ仙台の営業収入内訳と順位

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

財政状態(純資産)の推移

コンサドーレ札幌は、2016年度末まで、当期純損失を計上する年度があり、2019年度末の純資産が19百万円であった。

2017年度に増資399百万円、2018年度に増資388百万円、さらに、2022年度に増資898百万円を実施し、総収入が増加傾向にあるものの、当期純損失を計上する年度が多く、2022年度末には純資産が416百万円になっている。

出所:Jリーグ クラブ経営情報などより集計して加工

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