ベガルタ仙台

分析対象 

Jクラブである、ベガルタ仙台の業績と財政状態の推移をみる。

 

業績推移(2005年度以降)

ベガルタ仙台は、営業収入が、2005年度以降15億円前後、2010年度以降23億円前後で推移し、2017年度以降はコロナ禍での減収を除き約27億円と徐々に増加している。

また、当期純利益を計上したのは、2005年以降の18年間で10年である。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業収入の内訳とJ1/J2での順位

ベガルタ仙台は、スポンサー収入が10億円に満たない時期が続いたが、2017年以降は10億円を超え、営業収入の増加要因となっている。

参考:アビスパ福岡の営業収入内訳と順位

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

財政状態(純資産)の推移

ベガルタ仙台は、2019年度末まで、当期純損失を計上する年度もあったが、増資などにより2019年度末に純資産が356百万円であった。

コロナ禍が始まった2020年度に当期純損失▲480百万円、2021年度に当期純損失▲140百万円などを計上し、2021年度末に純資産が▲265百万円とマイナスになった。

しかし、2022度に当期純利益154百万円の計上と約300百万円の増資で、2022年度末では純資産が189百万円とプラスになっている。

出所:Jリーグ クラブ経営情報などより集計して加工

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