東京ヴェルディ

分析対象 

Jクラブである、東京ヴェルディの業績と財政状態の推移をみる。

 

業績推移(2005年度以降)

東京ヴェルディは、2008年度まで最大40億円程度の営業収入を得ていたが、2009年度以降は最大21億円程度の営業収入である。

また、2005年以降の18年間で、13年は当期純利益を計上している。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業収入の内訳とJ2/J1での順位

東京ヴェルディは、2009年度以降、大幅なその他収入の減少により、営業収入が2008年度以前と比べると低い水準で推移している。

参考:横浜F・マリノスの営業収入内訳とJ1での順位

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

財政状態(純資産)の推移

東京ヴェルディは、2006年度に当期純損失▲878百万円、2010年度に当期純損失▲363百万円を計上したが、増資や特別利益の計上で2019年度末まで純資産を維持していた。

2020年度に当期純損失▲526百万円、2021年度に当期純損失▲105百万円を計上した影響などで、2022年度末で純資産が▲489百万円のマイナスとなっている。

出所:東京ヴェルディの公式ウェブサイト クラブ情報などより加工

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