柏レイソル

分析対象　

Jクラブである、柏レイソルの業績と財政状態の推移をみる。

柏レイソルは、2005年度以降、約30億円から約40億円の営業収入で推移していたが、2018年度以降、3年は40億円以上の営業収入を得ている。

また、2005年以降の18年間で、11年は当期純利益を計上している。

出所：Ｊリーグクラブ経営情報より集計

柏レイソルは、営業収入の半分以上を占めているスポンサー収入を安定して獲得し、2020年度以降は、30億円程度のスポンサー収入で営業収入が増加している。

参考：鹿島アントラーズの営業収入内訳と順位

出所：Ｊリーグクラブ経営情報より集計

柏レイソルは、2009年度で純資産が▲219百万円のマイナスであったが、2010年度に増資などで純資産が819百万円のプラスになった。

2019年度に▲1,013百万円、2021年度に▲400百万円の当期純損失を計上した影響で、2022度末では純資産が258百万円のマイナスとなっている。