分析対象
Jクラブである、ヴィッセル神戸の沿革と業績、財政状態の推移をみる。
業績推移(2005年度以降)
ヴィッセル神戸は、2015年度以降、徐々に営業収入を増加させ、2019年度にはJクラブでは最高位の114億円の営業収入を得ている。
また、当期純利益は、2014年度の17億円が最も多額である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
沿革(主な出来事)
ヴィッセル神戸を運営する株式会社神戸オレンジサッカークラブは、1994年に設立されたが2003年に民事再生法による再生手続きを開始した。
2004年に、株式会社クリムゾンフットボールクラブ(クリムゾングループの子会社)が営業を譲り受けた。
2015年には、楽天株式会社が株式会社クリムゾンフットボールクラブの株式を取得した。
財政状態(純資産)の推移
楽天株式会社が株式会社クリゾンフットボールクラブの株式を譲り受けた2015年度以降、スポンサー収入、特別利益の増加などで大幅な当期純損失を計上しておらず、純資産プラスを維持している。
出所:ヴィッセル神戸のHP_クラブ概要より加工、Jリーグ クラブ経営情報より集計
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