分析対象
Jリーグに所属する各クラブ(Jクラブ)で、2005年度以降2022年度までの年間当期純利益が高い10クラブをみる
Jリーグの収益推移
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(略称:Jリーグ)は、
2017年以降、公衆送信権料の増加により収益を大きく増加させている。
出所:Jリーグ クラブ経営ガイド 2022 18ページより抜粋
Jクラブの当期純利益合計推移
Jリーグに所属する各Jクラブの当期純利益合計は、
2014年度が最も多額の利益で2,199百万円である。
一方、コロナ禍の2020年度は最も多額の損失で6,766百万円である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
当期純利益の上位10クラブ
最高位は、2014年度の神戸で、当期純利益が1,746百万円である。
ただ、2014年度の神戸は、特別利益を2,250百万円を計上している。2014年は楽天株式会社がヴィッセル神戸を運営する株式会社の株式を取得している。
J2リーグ所属で最高位は、2022年度の琉球で586百万円である。
ただ、2022年度の琉球は、その他営業収入で1,079百万円を計上している。
なお、特別利益とは、臨時的(毎期経常的でない)に発生する利益のことを言う。
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