会計の目的
フロー情報としての会社の利益(利益計算)、および、
ストック情報としての会社の財産(財産計算)を計算することである。
フロー情報は、企業が一定期間にどれだけの利益を獲得したか、
経営成績を明らかにすることである。
ストック情報は、企業が将来の利益を生む潜在力である経営資源と
企業が負担している財務の種類と金額の状況である
財政状態を明らかにすることである。
会計の機能
利害関係者の利害を調整(利害調整機能)、および、
投資意思決定情報の提供(情報提供機能)である。
利害調整機能は、企業における各種の関係者の利害を調整するものである。
→利益は確実性が高いものだけに限定すべきである。
情報提供機能は、投資の意思決定に必要な情報を提供するものである。
→企業の全体像、今後の成長性や収益性を映し出すため、利益は不確実でも含めたほうがいいかもしれない。
財務報告の目的
投資家による企業成果の予測と企業価値の評価に役立つような、
企業の財務状況の開示にある。
自己の責任で将来を予測し投資の判断をする人々のために、
企業の投資のポジション(ストック)とその成果(フロー)が開示されることである。
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