セレッソ大阪

分析対象 

Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。

今回の対象Jクラブは、セレッソ大阪である。

経営成績は良く、財政状態はJクラブの中で中位と言える。

  :第158回目_2026年3月29日号 

営業収入の推移(経営成績)

セレッソ大阪の営業収入は、2019年度に38億円で、コロナ禍の2020年度に減少したもの2021年度以降に増加し、2023年度は49億円であった。

2024年度は2023年度の49億円より5億円増加した54億円となった。主な要因は、移籍補償金等収入が増加したことなどと考えられる。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業利益/当期純利益の推移(経営成績)

セレッソ大阪は、2019年度から2021年度まで営業利益と当期純利益がマイナスであったが、2022年度と2023年度は営業利益と当期純利益がプラスであった。

2024年度、当期純利益は2023年度の4.0億円より0.9億円減少した3.1億円となり、当期純利益率5.7%となった。

2024年度の営業収入54億円は、全部で60あるJクラブのなかで11番目に多額であり、当期純利益3.0億円はJクラブの中で5番目に多額であることから、セレッソ大阪の経営成績は良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

純資産の推移(財政状態)

セレッソ大阪は、2020年度から2022年度まで純資産がマイナスであったが、2023年度に12億円の増資を行い純資産が5億円、純資産比率が20.4%に改善した。

2024年度は、当期純利益が3億円で純資産が8億円に増加し、純資産比率は30.8%となった。

2024年度末の純資産8億円は全部で60あるJクラブのなかで13番目に多額であるものの、2020年度以降の5年間平均純資産比率が▲48.4%と全Jクラブの中で4番目に低いことから、セレッソ大阪の財政状態はJクラブの中で中位と言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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