高当期純利益J1クラブ(2024年度)

分析対象 

2024年度J1リーグに所属するJクラブで、2024年度の当期純利益上位5クラブをみる。

 :第131回目_20250921号 

Jクラブの当期純利益合計推移

はじめに、2005年以降、Jリーグに所属する各Jクラブが計上した当期純利益合計の推移をみる。

2005年度から2011年度までの7年間は、当期純利益がマイナスの年度が6回あり、2006年度は▲32億円であった。2012年度から2018年度までの7年間は、すべて当期純利益がプラスであり2014年度では過去最高額の22億円であった。2019年度以降は当期純利益がマイナスの年度が多くあり、コロナ禍の始まった2020年度には▲68億円であった。

2024年度はコロナによる影響が少なくなり全Jクラブの当期純利益合計は4億円のプラスになった。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

 

J1クラブの当期純利益合計推移

つぎに、2005年度以降のJ1リーグに所属するJクラブが計上した当期純利益合計の推移をみる。

大きな傾向は全Jクラブ合計の推移と同様で、2005年度から2012年度までは当期純利益がマイナスの年度が多く、2013年度から2018年度まではすべて当期純利益がプラスであった。2019年度以降の3年間は当期純利益がマイナスになったが、2022年度以降は、再び、当期純利益がプラスとなっていた。

2024年度は、J1に所属する全20クラブのうち15クラブで当期純利益がプラスになり、合計で当期純利益が14億円になった。当期純利益14億円は、2014年度の19億円、2016年度の17億円に次いで過去3番目に高い金額である。なお、優勝したヴィッセル神戸は特別利益2億円を計上し当期純利益が▲0.06億円のマイナスとなった。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

 

J1の当期純利益上位5クラブ

さいごに、2024年度にJ1リーグに所属するJクラブでの当期純利益上位5クラブをみる。

1位は、サンフレッチェ広島当期純利益が4.7億円(順位は準優勝)になった。2023年度の当期純利益▲7.6億円より大きく改善した。なお、Jクラブにおける過去最高額の当期純利益は、2014年度のヴィッセル神戸で計上した17億円であり、2024年度のサンフレッチェ広島は、歴代8番目に多額な当期純利益である。

2位は柏レイソルで、2023年度の4.9億円(順位は17位)より0.5億円減少した4.4億円(順位は17位)になった。J1リーグでの順位は低いが当期純利益は高い水準を維持している。

3位はアルビレックス新潟で、2023年度の4.6億円(順位は10位)より1.2億円減少した3.4億円(順位は16位)になった。J1リーグでの順位を下げ、当期純利益も減少した。

4位は浦和レッズ、5位はセレッソ大阪である。

なお、2023年度の上位5クラブ(カッコ内は当期純利益)は、柏レイソル(4.9億円)、アルビレックス新潟(4.6億円)、セレッソ大阪(4.0億円)、浦和レッズ(3.1億円)、ガンバ大阪(2.6億円)であった。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

参考:2024年度にJ1に所属するJクラブでの当期純利益下位3クラブ

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