はじめに
2025年度にJ1リーグに所属するJクラブを、営業収入でランキングする。

1位は、2024年度に引き続き、浦和レッズで113億円であった。
ここでは、はじめに、Jリーグ全体の営業収入の推移を把握する。つぎに、営業収入のランキングを2024年度のランキングと比較しながら考察する。さいごに、営業収入1位となった浦和レッズについて、営業収入の内訳別に分析する。
:第180回目_2026年8月23日号
Jリーグ全体の営業収入
はじめに、2019年以降、Jリーグに所属する全Jクラブが計上した営業収入合計の推移をみる。
2019年度のJクラブ全体の営業収入は1,325億円であった。しかし、コロナ禍の2020年度には1,095億円まで減少したが、その後に増加し、2024年度は1,725億円であった。
2025年度は、決算期変更などの影響で集計クラブが54に減少したもの合計の営業収入が1,804億円と過去最高額になった。
このように、Jリーグ全体として営業収入の規模は大きくなっている。
全Jクラブの営業収入合計推移

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
注:湘南、札幌、鳥取、北九州、讃岐、高知の6クラブは決算期が6月のため含めず、岡山は5か月間の業績である
J1クラブの営業収入ランキング
つぎに、2025年度にJ1リーグに所属するJクラブでの営業収入上位5クラブをランキングする。
1位は、浦和レッズで営業収入が113億円になった。Jクラブにおける過去最高額の営業収入は、2019年度のヴィッセル神戸で計上した114億円であり、これに次ぐ高額の営業収入である。
2位は、川崎フロンターレで101億円になった。2024年度より17億円増加し初めて100億円を超えたが、浦和レッズに及ばず、2024年度に続き2位となった。
3位は、ガンバ大阪で88億円になった。2024年度は72億円で6位であったが営業収入が16億円増加しランキングをあげた。
2025年度のランキング

注:決算月が6月の湘南を除く19クラブ(岡山は5か月間)でランキング
2024年度のランキング(分析はこちら)

参考:2025年度と2024年度の比較

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
営業収入1位は浦和レッズ
さいごに、2025年度の営業収入1位である浦和レッズを分析する。
2025年度の営業収入は113億円と、2024年度の102億円から11億円増加している。
内訳別では、その他収入が15.8億円増加した。これは、2025年6月に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025に参加した参加料(9,550千ドル、約13.8億円といわれている)の影響で増加した。
浦和レッズの営業収入の内訳比較

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
今後も各Jクラブの決算をもとに、Jリーグを「会計」という視点から分析していく。
最後まで読み通していただき感謝する。

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