分析対象
Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。
今回の対象Jクラブは、ブラウブリッツ秋田である。
経営成績と財政状態は良くないと言える。

:第178回目_2026年8月16日号
営業収入の推移(経営成績)
ブラウブリッツ秋田の営業収入は、2019年度に5億円で、その後に増加し、2023年度は9億円であった。
2024年度は、2023年度の9億円より1億円増加して10億円となった。主に、スポンサー収入が増加した。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業利益/当期純利益の推移(経営成績)
ブラウブリッツ秋田は、2019年度は営業利益と当期純利益がマイナスで、2021年度と2022年度にプラスになったものの、2023年度は当期純利益が▲0.2億円、当期純利益率が▲2.5%とマイナスであった。
2024年度の当期純利益は、2023年度より0.4億円減少して▲0.6億円となり、当期純利益率は▲5.7%となった。
2024年度の営業収入10億円は、60クラブあるJクラブのなかで18番目に小額であり、当期純利益▲0.6億円は、全Jクラブのなかで当期純利益が低い順で13番目であることから、ブラウブリッツ秋田の経営成績は良くないと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
純資産の推移(財政状態)
ブラウブリッツ秋田は、2019年度に純資産0.2億円で、2020年度に純資産がマイナスになったが、その後に回復し、2023年度は純資産が0.7億円、純資産比率が22.7%であった。
2024年度は、当期純利益▲0.6億円の計上で純資産が0.1億円に減少し、純資産比率は3.3%となった。
2024年度末の純資産0.1億円は60クラブあるJクラブの中で8番目に小額であり、純資産比率3.3%は全部で60あるJクラブの中で9番目に低いことから、ブラウブリッツ秋田の財政状態は良くないと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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