徳島ヴォルティス

分析対象 

Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。

今回の対象Jクラブは、徳島ヴォルティスである。

経営成績は良く、財政状態は非常に良いと言える。

  :第176回目_2026年8月2日号 

営業収入の推移(経営成績)

徳島ヴォルティスの営業収入は、2019年度に18億円で、コロナ禍の2020年度に17億円に減少したが、2021年度に27億円になり、2023年度は21億円であった。

2024年度は2023年度の21億円より6億円増加した27億円となった。主に、移籍補償金等収入が増加した影響である。2024年度にカカ選手(Cacá)がブラジルのコリンチャンスに完全移籍したとしている(公表資料)。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業利益/当期純利益の推移(経営成績)

徳島ヴォルティスは、2019年度は当期純利益が0.9億円で当期純利益率が4.9%であったが、その後に減少し、2023年度は当期純利益が0.0億円、当期純利益率が0.1%であった。

2024年度の当期純利益2023年度より1.0億円増加した1.0億円となり、当期純利益率3.7%となった。

2024年度の当期純利益1.0億円は、全部で60あるJクラブのなかで9番目に多額であり、2020年度以降の5年間平均当期純利益率1.7%は全Jクラブのなかで8番目に高いことから、徳島ヴォルティスの経営成績は良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

純資産の推移(財政状態)

徳島ヴォルティスは、2019年度に純資産12.8億円で、その後も純資産プラスを維持し、2023年度は純資産が13.6億円、純資産比率が50.8%であった。

2024年度は、当期純利益1.0億円の計上で資産が14.6億円に増加し純資産比率は76.7%となった。

2024年度末の純資産14.6億円は全部で60あるJクラブの中で7番目に多額であり、純資産比率76.7%は全部で60あるJクラブの中で最も高いことから、徳島ヴォルティスの財政状態はJクラブの中で非常に良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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