分析対象
Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。
今回の対象Jクラブは、ジュビロ磐田である。
経営成績と財政状態は良いと言える。

:第166回目_2026年5月24日号
営業収入の推移(経営成績)
ジュビロ磐田の営業収入は、2019年度に38億円で、コロナ禍に減少したもののその後に上昇し、2023年度は43億円であった。
2024年度は2023年度の43億円より6億円増加した49億円となった。主に、J1リーグへの昇格によりスポンサー収入や入場料収入などが増加した影響と考えられる。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業利益/当期純利益の推移(経営成績)
ジュビロ磐田は、2019年度から2021年度まで、営業利益と当期純利益がマイナスであったが、2023年度は当期純利益が4.6億円のプラスであり、当期純利益率は10.9%であった。
2024年度の当期純利益は2023年度の4.6億円より5.0億円減少した0.4億円となり、当期純利益率は▲0.7%となった。主に人件費が増加した影響で当期純利益が減少した。
2024年度の営業収入49億円は、全部で60あるJクラブのなかで14番目に多額であり、2020年度以降の5年間平均当期純利益率3.4%は全Jクラブのなかで3番目に高いことから、ジュビロ磐田の経営成績は良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
純資産の推移(財政状態)
ジュビロ磐田は、2019年度に純資産8億円で、コロナ禍の2021年度に純資産がマイナスになったものの、2022年度には純資産がプラス3億円になり、2023年度は純資産が7億円、純資産比率は38.9%であった。
2024年度は、2023年度と同じで純資産が7億円であり、純資産比率は35.6%となった。
2024年度末の純資産7億円は全部で60あるJクラブの中で15番目に多額であり、純資産比率35.6%は全部で60あるJクラブの中で22番目に高いことから、ジュビロ磐田の財政状態は良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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