柏レイソル

分析対象 

Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。

今回の対象Jクラブは、柏レイソルである。

経営成績は非常に良く、財政状態はJクラブの中で中位と言える。

  :第165回目_2026年5月17日号 

営業収入の推移(経営成績)

柏レイソルの営業収入は、2019年度に31億円で、コロナ禍の2020年度にその他収入が9億円増加して46億円になった。その後、2021年度に一時的に減少したものの、2023年度は44億円であった。

2024年度は2023年度の44億円より3億円増加した47億円となった。主に、年間の入場者数増加により入場料収入が増加した影響と考えられる。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業利益/当期純利益の推移(経営成績)

柏レイソルは、2019年度と2021年度に、営業利益と当期純利益がマイナスであったが、2023年度は当期純利益が4.9億円のプラスであり、当期純利益率は11.1%であった。

2024年度の当期純利益は2023年度の4.9億円より0.5億円減少した4.4億円となり、当期純利益率9.4%となった。

2024年度の当期純利益4.4億円は、全部で60あるJクラブのなかで2番目に多額であり、2020年度以降の5年間平均当期純利益率4.0%は全Jクラブのなかで4番目に高いことから、柏レイソルの経営成績はJクラブの中で非常に良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

純資産の推移(財政状態)

柏レイソルは、2019年度に純資産0億円で、コロナ禍の2021年度に純資産がマイナスになったものの、2023年度には純資産が2億円のプラスになり、純資産比率は11.9%であった。

2024年度は、当期純利益が4億円あり純資産が7億円に増加し、純資産比率は29.4%となった。

2024年度末の純資産7億円は全部で60あるJクラブの中で16番目に多額であるものの、2020年度以降の5年間平均純資産比率2.8%は全部で60あるJクラブの中で9番目に低いことから、柏レイソルの財政状態はJクラブの中で中位と言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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