分析対象
Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。
今回の対象Jクラブは、アルビレックス新潟である。
経営成績と財政状態は非常に良いと言える。

:第164回目_2026年5月10日号
営業収入の推移(経営成績)
アルビレックス新潟の営業収入は、2019年度に22億円で、コロナ禍でも横ばいで推移し、2023年度はJ1リーグに昇格したため37億円と最も高額であった。
2024年度は2023年度の37億円より4億円増加した41億円となった。主に、年間のホーム試合数増加によるスポンサー収入、入場料収入が増加した影響と考えられる。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業利益/当期純利益の推移(経営成績)
アルビレックス新潟は、2019年度以降、営業利益がマイナスの年度があるものの、当期純利益のプラスは維持し、2023年度は当期純利益4.6億円、当期純利益率12.6%であった。
2024年度の当期純利益は2023年度の4.6億円より1.2億円減少した3.4億円となり、当期純利益率は8.2%となった。
2024年度の当期純利益3.4億円は、全部で60あるJクラブのなかで3番目に多額であり、2020年度以降の5年間平均当期純利益率7.9%は全Jクラブのなかで最も高いことから、アルビレックス新潟の経営成績はJクラブの中で最も良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
純資産の推移(財政状態)
アルビレックス新潟は、2019年度は純資産4億円で、以降、徐々に増加し、2023年度には、純資産13億円、純資産比率41.1%であった。
2024年度は、当期純利益が3.4億円あり純資産が17億円に増加し、純資産比率は48.2%となった。
2024年度末の純資産17億円は全部で60あるJクラブの中で5番目に多額で、純資産比率48.2%は全部で60あるJクラブの中で10番目に高いことから、アルビレックス新潟の財政状態は非常に良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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