分析対象
Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。
今回の対象Jクラブは、京都サンガである。
経営成績は非常に良く、財政状態は良いと言える。

:第162回目_2026年4月26日号
営業収入の推移(経営成績)
京都サンガの営業収入は、2019年度に21億円で、J1リーグに昇格した2022年度に30億円を超え、2023年度は34億円と最も高額であった。
2024年度は2023年度の34億円より3億円増加した37億円となった。主にスポンサー収入が増加した。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業利益/当期純利益の推移(経営成績)
京都サンガは、2019年度に当期純利益がマイナスであった。コロナ禍の2020年度以降、当期純利益プラスを維持しており、2023年度は当期純利益0.3億円、当期純利益率0.9%であった。
2024年度の当期純利益は2023年度の0.3億円より0.7億円増加した1.0億円となり、当期純利益率は2.6%となった。
2024年度の当期純利益1.0億円は、全部で60あるJクラブのなかで10番目に多額であり、2020年度以降の5年間平均当期純利益率4.0%は全Jクラブのなかで2番目に高いことから、京都サンガの経営成績は非常に良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
純資産の推移(財政状態)
京都サンガは、2019年度以降、純資産2億円以上、純資産比率25%以上を継続しており、2023年度には、純資産6億円、純資産比率48.4%であった。
2024年度は、当期純利益が1.0億円あり純資産が7億円に増加し、純資産比率は54.4%となった。
2024年度末の純資産比率54.4%は全部で60あるJクラブの中で8番目に高く、2020年度以降の5年間平均純資産比率46.6%は全Jクラブの中で10番目に高いことから、京都サンガの財政状態は良いと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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