アビスパ福岡

分析対象 

Jリーグに所属する60のJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移をみる。

今回の対象Jクラブは、アビスパ福岡である。

経営成績はJクラブの中で中位で、財政状態はJクラブの中で下位と言える。

  :第160回目_2026年4月12日号 

営業収入の推移(経営成績)

アビスパ福岡の営業収入は、2019年度に16億円で、コロナ禍の2020年度に減少したもの2021年度以降に増加し、2023年度は29億円と最も高額であった。

2024年度は2023年度の29億円より2億円増加した31億円となった。スポンサー収入と入場料収入がそれぞれ増加している。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

営業利益/当期純利益の推移(経営成績)

アビスパ福岡は、2019年度から2023年度まで当期純利益がマイナスで、コロナ禍の2021年度は当期純利益が▲5.1億円であった。

2024年度の当期純利益は2023年度の▲0.9億円より1.0億円増加した0.1億円となり、当期純利益率0.3%となった。

2024年度の営業収入31億円は、全部で60あるJクラブのなかで22番目に多額であり、当期純利益0.1億円はJクラブの中で24番目に多額であることから、アビスパ福岡の経営成績はJクラブの中で中位と言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

 

純資産の推移(財政状態)

アビスパ福岡は、2019年度に純資産が1億円であったが、コロナ禍の2020年度に当期純利益▲2.9億円の計上で純資産がマイナスになり、2023年度まで純資産のマイナスが継続していた。

2024年度は、当期純利益が0.1億円であったが純資産が▲3億円とマイナスを継続し、純資産比率は▲31.7%となった。

2024年度末の純資産▲3億円は全部で60あるJクラブの中で3番目にマイナス額が多額で、純資産比率▲31.7%はJクラブの中で4番目に低いことから、アビスパ福岡の財政状態はJクラブの中で下位と言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計

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