分析対象
2024年度にJリーグに所属する全60クラブで、営業収入が増加/減少した高額5クラブをみる。

:第142回目_20251207号
Jクラブの営業収入合計推移
はじめに、2005年以降、Jリーグに所属する各Jクラブが計上した営業収入合計の推移をみる。
2005年度(Jクラブ数30)は661億円であったが、2017年度(同54)には1,000億円を超え、2019年度(同55)には1,325億円になった。2020年度(同56)は新型コロナウィルスの影響で1,095億円に減少したが、その後に回復し、2023年度(同60)は1,518億円であった。
2024年度は2023年度より207億円増加した1,725億円と過去最高額を更新した。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
営業収入が減少したJクラブ
つぎに、全60クラブのうち、2024年度の営業収入が減少したJクラブをみる。
1位は、横浜FCで、2023年度の36.3億円から2024年度は33.1億円と3.1億円減少した。横浜FCは、2024年度にJ2リーグに降格した影響と考えられる。
2位は、ヴァンフォーレ甲府で、2023年度の20.4億円から2024年度は17.5億円と2.9億円減少した。2023年度はACL出場による特需があり増加していた。
3位は、浦和レッズで、2023年度の103.8億円から2024年度は102.1億円と1.7億円減少した。
4位は大宮アルディージャ、5位は清水エスパルスである。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
営業収入が増加したJクラブ
さいごに、全60クラブのうち、2024年度の営業収入が増加したJクラブをみる。
1位は、サンフレッチェ広島で、2023年度の42.0億円から2024年度は80.4億円と38.4億円増加(前年度比91%増加)した。入場料収入が13.7億円、スポンサー収入が8.5億円増加しており、2024年2月よりエディオンピースウイング広島を利用した影響があると考えられる。
2位は町田ゼルビアで、2023年度の34.1億円から2024年度は57.6億円と23.5億円増加した。2024年度はJ1リーグに昇格し、勝ち点での順位が3位になった影響と考えられる。
3位はFC東京で、2023年度の59.3億円から2024年度は69.9億円と10.6億円増加した。
4位はヴィッセル神戸、5位はコンサドーレ札幌である。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

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