分析対象
2024年度にJリーグに所属する全60クラブで、人件費が増加/減少した高額5クラブをみる。

:第141回目_20251130号(2025/12/07に移籍関連費用を含めて更新)
Jクラブの人件費合計推移
はじめに、2006年以降、Jリーグに所属する各Jクラブが計上した人件費合計の推移をみる。
2006年度から2014年度まで300億円台で推移していた。2015年に400億円、2018年度に500億円を超え、2019年度には644億円になった。コロナ禍になった2020年度以降はほぼ横ばいで推移し、2023年度に647億円と最も高額の人件費になった。
2024年度は2023年度の647億円より76億円多い723億円と最も多額になった。
なお、2025年度の人件費には移籍関連費用を含めている。

出所:Jリーグ クラブ経営情報
人件費が減少したJクラブ
つぎに、全60クラブのうち、2024年度の人件費が減少したJクラブをみる。
1位は、ヴィッセル神戸で、2023年度の38.0億円から2024年度は32.7億円と5.3億円減少した。ヴィッセル神戸は、2019年度に人件費が69億円とJクラブの中で最も高額であったが、徐々に減少している。
2位は、横浜FCで、過去最高額であった2023年度の20.9億円から2024年度は16.2億円と4.7億円減少した。2024年度はJ2リーグに降格した影響と考えられる。
3位は、ヴィファーレン長崎で、2023年度の18.0億円から2024年度は16.0億円と2.0億円減少した。
4位はベガルタ仙台、5位は大分トリニータである。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
人件費が増加したJクラブ
さいごに、全60クラブのうち、2024年度の人件費が増加したJクラブをみる。
1位は、町田ゼルビアで、2023年度の18.1億円から2024年度は32.3億円と14.2億円増加した。町田ゼルビアは、2018年度にサイバーエージェントが株主になり、J1リーグに昇格した2024年度は人件費が79%増加している。
2位はジュビロ磐田で、2023年度の14.1億円から2024年度は22.9億円と8.8億円増加した。2024年度はJ1リーグに昇格した影響と考えられる。
3位はサンフレッチェ広島で、2023年度の24.4億円から2024年度は32.5億円と8.1億円増加した。
4位はコンサドーレ札幌、5位は川崎フロンターレである。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

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