分析対象
Jリーグに所属するJクラブを対象に、経営成績と財政状態の推移(2009年度から2023年度まで)をみる。
今回の対象Jクラブは、ファジアーノ岡山である。
経営成績、財政状態ともに、全Jクラブの中で中位と言える。

:第127回目_20250824号
経営成績の推移(2009年度以降)
ファジアーノ岡山の営業収入は、2009年度は6億円で、その後、徐々に増加し、2023年度には19億円になっている。
また、当期純利益は、2009年度以降の14年間のうち10年で当期純利益がプラスである。
2023年度の営業収入19億円は全60のJクラブの中で30番目に多額であり、14年間のうち10年で当期純利益がプラスであることから、企業の活動成果を示す経営成績は全Jクラブの中で中位でと言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入内訳と順位(J2)の推移
ファジアーノ岡山は、スポンサー収入が徐々に増加し、営業収入が増加している。
2023年度のその他収入7億円について、物販収入が2億円あり、他の5億円は、大会での成績に基づく賞金や選手移籍に伴う収入などが含まれると言われている。

参考:サンフレッチェ広島の営業収入内訳と順位(J1/J2)の推移

出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
ファジアーノ岡山は、2009年度に純資産74百万円、純資産比率28%であった。その後、当期純利益と増資で純資産が増加し、2023年度末は、純資産264百万円、純資産比率21%となっている。
2023年度末の純資産264百万円は全60のJクラブの中で23番目に多額で、純資産比率21%は全60のJクラブの中で33番目に高いことから、財政状態は全Jクラブの中で中位と言える。

出所:Jリーグ クラブ経営情報、JクラブのHPなどから集計

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