【Jリーグ】全Jクラブの営業収入合計は79億円増加!2025年度の経営成績を分析

はじめに 

2025年度にJリーグに所属する全Jクラブ合計の経営成績を、決算資料から分析する。

2025年度は増収増益で、営業収入は2024年度より79億円増加し、当期純利益は6億円増加した。

ここでは、営業収入、営業費用、当期純利益に関して、2019年度から2024年度の推移をグラフで把握し、2025年度の実績と2024年度の実績を比較、分析する。

:第188回目_2026年9月20日号

営業収入は1,804億円と79億円増加

全Jクラブの2025年度の営業収入合計は1,804億円になった。

2024年度の1,725億円より79億円増加しており、主な内訳はスポンサー収入が38億円、入場料収入が15億円、その他収入が20億円増加している。2024年度に年間の総入場者数が1,273万人と増加傾向にあり、2025年度も多数の入場者を見込めることから、スポンサー収入が増加していると考えられる。

なお、営業収入が増加Jクラブランキングはこちらにある。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

注:湘南、札幌、鳥取、北九州、讃岐、高知の6クラブは決算期が6月のため含めず、岡山は5か月間の業績である

 

営業費用は1,792億円と60億円増加

全Jクラブの2025年度の営業費用合計は1,792億円になった。

2024年度の1,732億円より60億円増加しており、主な内訳はチーム人件費が34億円、トップチーム運営経費が5億円、販売費および一般管理費が21億円増加している。営業収入の増加に伴い営業費用も増加していると考えられる。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

 

当期純利益は10億円に増加

全Jクラブの2025年度の当期純利益合計は、2024年の4億円より6億円増加した10億円になった。

コロナ禍の2020年度には多額のマイナスであったが、コロナの終息に伴う入場制限の解除や、新スタジアムの開業、スタジアム環境の改善により徐々に入場者が増加して営業収入が増加し、費用となる人件費や運営費の増加を、増加した営業収入の範囲に抑えていることから、当期純利益が増加傾向にあると考えられる。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

経営成績のまとめ

全Jクラブ合計の経営成績を2024年度と比較すると、決算期変更の影響で集計するクラブ数が60クラブから54クラブに減少したものの、営業収入が79億円増加し、営業利益、当期純利益ともに増加している。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

2025年度は、営業費用の増加を営業収入の増加より少なく抑えることができたため、営業利益が増加している。2024年度は、営業利益がマイナスで特別利益の計上で当期純利益がプラスになっていたが、2025年度は営業利益がプラスになっており、経営成績が改善傾向にあると言える。

今後も、Jクラブに関して決算資料をもとに、業績である経営成績と財政状態を分析する。

最後まで読み通していただき感謝する。

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