分析対象
2024年度にJ2リーグに所属するJクラブで、2024年度の当期純利益上位5クラブをみる。

:第132回目_20250928号
Jクラブの当期純利益合計推移
はじめに、2005年以降、Jリーグに所属する各Jクラブが計上した当期純利益合計の推移をみる。
2005年度から2011年度までの7年間は、当期純利益がマイナスの年度が6回あり、2006年度は▲32億円であった。2012年度から2018年度までの7年間は、すべて当期純利益がプラスであり2014年度では過去最高額の22億円であった。2019年度以降は当期純利益がマイナスの年度が多くあり、コロナ禍の始まった2020年度には▲68億円であった。
2024年度はコロナによる影響が少なくなり全Jクラブの当期純利益合計は4億円のプラスになった。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
J2クラブの当期純利益合計推移
つぎに、2005年度以降のJ2リーグに所属するJクラブが計上した当期純利益合計の推移をみる。
2005年度から2011年度までの7年間は当期純利益がマイナスの年度が多く、2012年度から2018年度までの7年間は当期純利益がプラスの年度が多くあった。2019年度と2020年度は当期純利益がマイナスになったが、2021年度以降は、再び、当期純利益がプラスとなっていた。
2024年度は、J2に所属する全20クラブのうち14クラブで当期純利益がプラスになり、合計で当期純利益が2億円になった。なお、3位のヴィファーレン長崎は特別利益12億円を計上し当期純利益が0.02億円となった。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
【参考】J1リーグに所属する各Jクラブが計上した当期純利益合計の推移

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
J2の当期純利益上位5クラブ
さいごに、2024年度にJ2リーグに所属するJクラブでの当期純利益上位5クラブをみる。
1位は、ベガルタ仙台で当期純利益が1.1億円(順位は6位)になった。2023年度の当期純利益0.8億円より0.3億円増加した当期純利益1.1億円は、2024年度における全Jクラブの中では8番目に多額な当期純利益である。
2位は徳島ヴォルティスで、2023年度の0.02億円(順位は15位)より1億円増加した1.02億円(順位は8位)になった。J2リーグでの順位は中位であるが当期純利益は高い水準となった。
3位は大分トリニータで、2023年度の0.5億円(順位は9位)より0.2億円増加した0.7億円(順位は16位)になった。J2リーグで勝ち点での順位を下げたが、当期純利益は増加した。
4位はロアッソ熊本、5位は愛媛FCである。
なお、2023年度の上位5クラブ(カッコ内は当期純利益)は、ジュビロ磐田(4.6億円)、藤枝MYFC(1.2億円)、大宮アルディージャ(0.9億円)、ロアッソ熊本(0.9億円)、ベガルタ仙台(0.8億円)であった。

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計
【参考】2024年度にJ2に所属するJクラブでの当期純利益下位3クラブ

出所:Jリーグ クラブ経営情報を集計

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