分析対象
Jクラブである、長野パルセイロの業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2014年度以降)
長野パルセイロの営業収入は、Jリーグディビジョン3に参入した2014年度は4億円で、その後に増加し、2022年度で営業収入が8億円となっている。
また、2014年度以降の9年間で、当期純利益を計上したのは5回である。
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出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ3での順位
長野パルセイロは、営業収入の半分以上を占めるスポンサー収入を安定して獲得している。
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参考:松本山雅の営業収入内訳とJ1/J2/J3順位
![](https://usekaikei.com/wp-content/uploads/2024/09/image-15.png)
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
長野パルセイロは、Jリーグディビジョン3に参入した2014年度以降、純資産のプラスを維持していたが2020年度に当期純損失▲53百万円の計上で、純資産が▲33百万円のマイナスになった。
翌2021年度に当期純利益19百万円の計上と増資により純資産のマイナスが解消し、2022年度末には純資産が13百万円のプラスになっている。
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出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計して加工
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