分析対象
Jクラブである、V・ファーレン長崎の業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2013年度以降)
V・ファーレン長崎の営業収入は、Jリーグディビジョン2に昇格した2013年度は7億円であったが、2019年度に26億円となった。しかし、コロナ禍の2020年度に減少し、2022年度で営業収入が21億円となっている。
また、2013年度以降の10年間で、当期純利益を計上したのは6回である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ1/J2での順位
V・ファーレン長崎は、2018年度にスポンサー収入が増加し、営業収入総額が増加した。その後、12億円以上のスポンサー収入を継続して獲得している。
参考:ロアッソ熊本の営業収入内訳とJ2/J3順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
V・ファーレン長崎は、2016年度に当期純損失▲138百万円を計上したが増資で純資産プラスを維持していた。
2020年度にも当期純損失▲149Mを計上したが純資産プラスを維持し、2022年度末では純資産が32百万円になっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計して加工
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