分析対象
Jクラブである、松本山雅の業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2012年度以降)
松本山雅の営業収入は、Jリーグディビジョン2に昇格した2012年度は9億円であったが、Jリーグディビジョン1に所属した2019年度に27億円となった。しかし、Jリーグディビジョン1から降格した2020年以降は減少し、2022年度で15億円となっている。
また、2012年以降の11年間で、当期純利益を計上したのは9回である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ1/J2/J3での順位
松本山雅は、営業収入の半分程度を占めるスポンサー収入を安定して得ている。
参考:ヴァンフォーレ甲府の営業収入内訳と順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
松本山雅は、2012年度から2021年度まで、当期純損失を計上しておらず、純資産が増加していた。
2022年度に当期純損失▲113Mを計上したが純資産プラスを維持し、2022年度末では純資産が748百万円になっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計して加工
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