分析対象
Jクラブである、町田ゼルビアの業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2012年度以降)
町田ゼルビアの営業収入は、Jリーグディビジョン2に昇格した2012年度は5億円であったが、2019年度以降徐々に増加し、2022年度には19億円になっている。
また、2012年以降の9年間(JFL所属の2013年度除く)で、当期純利益を計上した年度は7回である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ2/J3での順位
町田ゼルビアは、2019年度以降、主にスポンサー収入が増加し、営業収入が増加している。
参考:東京ヴェルディの営業収入内訳とJ1/J2順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
町田ゼルビアは、Jリーグに参戦した2012年度から2017年度まで、純資産がマイナスにはなっていないものの最大74百万円のプラスであった。
2018年度に株式会社サイバーエージェントによる1,148百万円の増資引受により純資産が大幅に増加し、2022年度末の純資産は1,178百万円になっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計
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