分析対象
Jクラブである、ギラヴァンツ北九州の業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2010年度以降)
ギラヴァンツ北九州の営業収入は、Jリーグに初参戦した2010年度は約5億円であったが、それ以降に徐々に増加し、2021年度には約11億円になっている。
また、2010年以降の13年間で、当期純利益を計上した年度は11回である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ2/J3での順位
ギラヴァンツ北九州は、営業収入の半分程度を占めるスポンサー収入が増加することで、営業収入が増加している。
参考:ファジアーノ岡山の営業収入内訳とJ2順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
ギラヴァンツ北九州は、2011年度の当期純損失▲65百万円の計上で2013年度末まで純資産がマイナスであったが、2014年度に当期純利益の計上と増資で純資産がプラスになった。
2015年度以降は、当期純利益の計上などで純資産が増加し、2022年度末の純資産は192百万円のプラスになっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計
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