分析対象
Jクラブである、ファジアーノ岡山の業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2009年度以降)
ファジアーノ岡山の営業収入は、Jリーグディビジョン2に昇格した2009年度は6億円であったが、それ以降、徐々に増加し、2022年度には19億円になっている。
また、2009年以降の14年間で、当期純利益を計上した年度は10回である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ2での順位
ファジアーノ岡山は、営業収入の半分程度を占めるスポンサー収入とその他収入が増加することで、営業収入が増加している。
参考:徳島ヴォルティスの営業収入内訳とJ1/J2順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
ファジアーノ岡山は、Jリーグディビジョン2に昇格した2009年度以降、当期純損失を計上した年度があるが継続して純資産プラスを維持している。
2021年度に増資123百万円で純資産が増加し、2022年度末の純資産は295百万円のプラスになっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計
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