分析対象
Jクラブである、カターレ富山の業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2009年度以降)
カターレ富山の営業収入は、Jリーグディビジョン2に昇格した2009年度以降、約5億円から約7億円で推移している。
また、2009年以降の14年間で、当期純利益を計上した年度は8回である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ2/J3での順位
カターレ富山は、Jリーグディビジョン3に属した2015年度以降、Jリーグ分配金などが減少した影響で営業収入が2014年度より減少している。
参考:栃木SCの営業収入内訳とJ2/J3順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
カターレ富山は、Jリーグディビジョン2に昇格した2009年度以降、複数年度で当期純損失を計上したが継続して純資産プラスを維持している。
2022年度は、当期純損失▲153百万円を計上したが、84百万円を増資し、2022年度末の純資産は38百万円のプラスになっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計
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