分析対象
Jクラブである、栃木SCの業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2009年度以降)
栃木SCの営業収入は、Jリーグディビジョン2に昇格した2009年度以降徐々に増加し、Jリーグディビジョン3に属した2016年度と2017年度に一時的に減少したものの、2018年度以降は約10億円で推移している。
また、2009年以降の14年間で、当期純利益を計上した年度は10回である。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ2/J3での順位
栃木SCは、営業収入の半分程度を占めるスポンサー収入を安定して獲得している。
参考:ザスパ草津の営業収入内訳とJ2/J3順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
栃木SCは、2013年度末には複数年度での当期純損失の計上で純資産がマイナスであった。
2014年度以降は、当期純利益の計上、及び、増資により純資産のプラスを維持し、2022年度末の純資産は214百万円のプラスになっている。
出所:Jリーグ クラブ経営情報などを集計
コメント