分析対象
Jクラブである、京都パープルサンガの業績と財政状態の推移をみる。
業績推移(2005年度以降)
京都パープルサンガは、2005年度以降、約20億円前後の営業収入で推移していたが、2022年度は営業収入が33億円と大きく増加している。
また、2005年以降の18年間で、半分以上の13年は当期純利益を計上している。
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
営業収入の内訳とJ1/J2での順位
京都パープルサンガは、営業収入の半分以上を占めているスポンサー収入を安定して獲得している。
参考:セレッソ大阪の営業収入内訳と順位
出所:Jリーグ クラブ経営情報より集計
財政状態(純資産)の推移
京都パープルサンガは、2009年度と2010年度の当期純損失計上で2010年度末には純資産が▲228百万円のマイナスとなったが、2011年度に費用の減少などで当期純利益253百万円を計上し、2011年度末に純資産が25百万円になった。
その後、当期純損失を計上する年度もあったが、サンガスタジアム by KYOCERA が完成した2020年度以降、営業収入の増加などで当期純利益を計上し、2022度末では純資産が606百万円となっている。
出所:京都パープルサンガの公式ウェブサイト クラブヒストリーなどより加工
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